残業代を完璧に申請できればもっと給料多いはずなのにな

 暗黙のルールというのだろうか

どこの職場にもあるのだろうが

私の職場でもサービス残業が横行している。

どういうわけかみんな進んでサービス残業しているのだ。

雇われてる身だから、いっぱいもらうともうしわけない。

仕事が早く終わらせることができない自分の技量が低いなどだ。

しかし業務の関係上

ほぼ毎日定時で仕事を終えることはない。

毎日30~1時間

もっと多い日もよくあるのだが

みんな残業代をもらおうとしない。

私の職場はタイムカードという文明の利器はない。

働いた時間は自分で記録する必要があるのだ。

他の人の記録をのぞいてみると

ほとんど残業代をとっていない。

毎日残っているのにである。

私は控えめながらなるべく残業代を申告している。

基本給だけでは正直生活がきつい。

以前こんな会話があった。

「今日は残業代とっていいよ」

私の職場ではたまに聞く言葉であるが、

お金を払う側でもない上の人は

残業代をもらうべきと考えるのはあきらかに就業後に

新たな業務がきて、労働が長引く時だけである。

私は一度なるべく残業代をもらうようにしていると話たところ

「上から怒られないの?」

といわれたことがある。

もちろん怒られたことはない。

こんな感じで日本ではお金をもらうことは雇用者側に

申し訳ない。悪いことをしているという感覚がある。

このような意識がなくならないことには

日本の労働環境はよくならない。

新しい労働の法律ができても、

日本人の意識が変わらなければ、

結局何も変わることはないだろう。 

労働者ファーストの考え方が浸透することを祈る。

私の前向きな予想だが

今の若い層はこの悪式習慣を変えようとする

働きをしてくれるのではないだろうか。

後10年20年後には働きやすい日本になることを願う。

私もその変化の力になれればと思う。