「ハドソン川の奇跡」感想
ハドソン川の奇蹟
監督 クリント・イーストウッド
主演 トム・ハンクス
92点
とてもよかったです。イーストウッド安定していい。ジャージーボーイズみてないけど
彼の作品は本当に安定していい。
今回も実話が主題の映画。話の内容だけみるとロバートゼメキスの「フライト」とにているけどもこれはまた全然違う方向で展開される。
話しは有名な2009年に起きたハドソン川への飛行機着水事故について。
要はみんな結果はどうなったか知ってるんです。みんな助かります。
しかしこの映画事実を知っていても、とてもハラハラする。
現代が「Sully」であるように飛行機を着水させた、機長サリーが主人公で語られていく。
自分が行ったことは正しかったのかどうか疑心暗鬼する思いは切実に見る側の心にひびきました。この主人公に焦点をあてていることがとてもいいところでしょう。
さらにこの映画かなり迫力があります。ぜひ映画館で飛行機シーンを観た方がいい。
突然の緊急事態自体に冷静な判断を行うプロの仕事人の熱いドラマで、涙なしにはみれませんでした。
私の涙腺決壊ポイントは最後の公聴会にてやっと自分のやったことが、自分で認められた瞬間である。
いくら他人に褒められても、けなされたとしても自分自身が行ったことに納得できるその瞬間こそが、大きなことを成し遂げたと満足できる時なのである。
自分自身が自信を持って、俺はやったんだと自覚できることが素晴らしいのである。
イーストウッドの作品はどれも、自信がアメリカというものを体現するヒーローだったいうこともあり、アメリカという国の人間性を考えさせられるものが多い。
なんか中途半端で、うまく感想を書くことができなかったが、ぜひともみてもらいたい作品である。